<< 20th BITCH の日記 58 | main | 20th BITCH の日記 59 >>

PEPEの日記 62

走り出さなきゃ始まら無い、
そんなペースじゃ意味が無い。
THE 完走ランナーPEPEです


駆け抜けましたよ、TO-KI-O 42.195km

先日開催された東京マラソン2008まったく興味もないのに
勝手にエントリーされてましたアタクスィ
たった一人、当選してしまったアタクスィ
姉貴に勝手にジャニーズに履歴書おくりつけられた美少年の気分です。
YOU、走っちゃいなよ!って感じですかね?

そんなこんなで皆の希望と空回りする純情な感情を背負い走ることに
山王戦でオフェンスリバウンドを託された桜木花道もこんな心境だったのでしょう。

あまりやる気も無かったもんだから大会1ヶ月を切ったにもかかわらず
トレーニングと言えばBITCHとKOMAと大学通りを軽く走っただけ
(その時もBITCHは途中離脱)本番に向けて不安は寂しさと共に募るばかりです。
そんな不安を払拭するために、レース1週間前の週末約30kmのランニングを敢行
nike+での計測タイムは3時間を僅かに切る好タイム、規定時間は7時間
残り10数キロを4時間も使えます、不安は自信に自信は確信へと変わりました。
あわよくばオリンピック代表も狙えちゃうんじゃねぇ?なんて考えたりもしました。


が、翌々日・・・・膝に違和感が・・・


昔からガラスの膝と呼ばれ、膝の爆弾が無ければ静岡No.425位のフォワードになれた
と言われていたアタクスィ、その膝がゴールにレッドシグナルを灯しました。

2008年2月17日(日)
いよいよレース当日、規定の位置でストレッチしなが待つこと40分スタートのピストルが
鳴らされたようです(スタート位置から約1km離れているため聞こえませんでした)
ゆっくりとランナーの群れが動きだします。
西新宿の超高層ビルの下、空から舞い降りてくる紙吹雪を眺めながら走っている時
(あ、アタクスィ今素晴らしいエクスペリエンスをしている)不覚にも思っちゃいました。
順調に予定のタイムを刻みながら5km付近に差し掛かった時・・・


膝がに違和感が・・・


十分にケアしたつもりでしたが、完治には至らなかったようです、容態的にはきっと
陵南戦の時の赤木の足首位でしょうか、「この足で魚住に勝てるのか?」
赤木の不安がこの時、実感として感じることができました。


そんな不安を抱えながら皇居に付近にて
「愛故に、人は走らねばならぬ!行けPEPE!」の横断幕が!前日KOMAが明け方まで
かかって用意してくれたものです、
KichiともんじとKOMAとツッチーがーーーーーーーー・・・・・・・・・・・・・
BITCHがINEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ午前中は無理と思ってたけどでも、応援って想像以上に力になるものです。
皆ありがとう!

10kmを過ぎたころ膝の違和感は確実に痛みに変わっていました。
この頃から(完走は無理かも)と心のどこかで思い始めました。
ペースを調べてみると・・・・1km当たり7分を超えています。

20km田町の札の辻でもみんなの応援に励まされてなんとかペースを保ちます。

25km浅草に入る頃、やっとBITCHが応援に合流!カロリーメイトのゼリー
もらった!そしてKOMAもカロリーメイトのブロックを差し出すも・・・・・・
それマラソンしながらは絶体無理っす。実はこのとき心の中でリタイアを考えはじめて
いました。脚が痛い、あと半分保つわけが無い、止めるなら今じゃないか?
よほど辛そうに見えたのでしょうレスキューの人に呼び止められました「行けますか?」
PEPE :「・・・・・・」(皆、次の場所に移動中だよな)
PEPE :「・・・・・・」(アタクスィ止めたら皆がっかりだよな)
レスキュー「大丈夫ですか?」
PEPE :「・・・・・・」(同じ星の下、応援してくれている誰かの為に)

PEPE :「諦めたら・・・」
   「そこで・・・」
   「試合終了ですから!」
レスキュー「・・・・・・」
   「脚出して下さい」

冷却スプレーと簡単なマッサージを施してくれました、痛みが和らぎます
なんだかスプレーの冷たさと手のひらの暖かさに涙が出そうになりました。

(行くしかない・・・)

レスキュー「無理はしなで下さいね」
PEPE :「ありがとうございます」
でもこの時断固たる決意をしました、(脚が折れてもいい、歩けなくなってもいい
やっと掴んだチャンスなんだ!)

いや本当にそう思いました。

残りはもう音楽を聴く気力もありませんでしたただ脚を前に運ぶだけ
1km刻みに設置された何kmの看板1km、1kmが本当に・・・・
遠い!
銀座付近で応援団がまた応援してくれましたが・・・応える余裕が
無い!

でも30kmを越えた時気付きました、どんなに辛くても、どんなに歩みが遅くても、
向かい続けているかぎり必ずたどり着くと、何故なら向かっているから・・・
違うかい?

沿道の人の応援、ゴールを待ってくれている皆の気持ち、
本当に支えになりました。マラソンは孤独なスポーツだと思っていましたが
違いました。多くの人の応援、運営ボランティアの人の支え
人生でもベスト5に入る肉体的苦痛を感じながらもそれでも前に進ませて
くれます。

豊洲に入ると会社の同僚も応援に来てくれました、差し入れにコカコーラ差し出して
同僚:「何故走るんですか?」
PEPE:「・・・・(ふりかょぉ〜)」
    「No Reason!」
携帯で:パシャリ
同僚:「あともう少しがんばって下さい!」

本当にゲップ出ちゃって大変だけど嬉しかったよ!

走っても歩いてももうペースが変わりません。残りの距離を本当に必死に進みます。
残り時間もあと僅かでした、(こんなはずじゃなかったけど)
ゴール付近、皆がいました横断幕もって併走してくれます!
本当に嬉しかったもう脚が痛いのも分からなくなってきます
角を曲がるとゴールゲートが・・・・
あぁ、もう終わっちゃうんだぁ・・・不思議と寂しさがこみ上げてきます。
両手を挙げてフィニッシュ!
走りながらゴールシーンを考えて(俺、絶体泣く!)って思ったけど
何故か涙は出ません、安堵の気持ちと少しの達成感と少しの寂しさ
奇妙に心は静まりかえってました、今思うと何故だったんだろう?

地面に座り込んでしばらくゲートと次々にゴールしてくるランナーを
眺めていました。その光景はなんだかサイレントムービーの様に不思議な
静けさの中で流れて行きました。

寒、どれだけそうしてたでしょう(10分未満であったことは確かです、なぜなら
自分のゴールタイムは規定時間の12分前だったから)立ち上がろうとすると
あれ?さっきまで走ってたのに?急に痛みが・・・
もう、まともに歩くことが出来ません、でも、もういいんだ
何とか脚を引きずりながら皆の待つ場所に向かいました。
待ち合わせスペースはもう閑散としていて目印のバルーンは殆ど役目を終えて
ただ浮かんでるだけでした。随分待たせたけど、皆のところに帰ってこれました。

一人では、とても完走出来なかったと思います。自分のために走るよりも
誰かの為に走ることの方が支えになることに気付きました。
きっと生きることも、きっとそんな感じなのかなぁと思いました。
興味無く始めたこのマラソンで今回本当に素敵な経験が出来たと思います。
なんかつまらないまとめになったけど素直に言うと、そう言う感じなんです。

マラソンはまりそうです。
sta-coun * PEPEの日記 * 18:01 * comments(0) * trackbacks(0)

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ